つわり中に、なぜかせんべいばかり食べたくなる、という方は少なくありません。
一方で、「せんべいばかりで大丈夫?」「塩分や体重は気にしたほうがいい?」と不安になることもありますよね。
この記事では、メーカー公式の栄養成分や公的機関の情報をもとに、つわり中のせんべいの選び方と、おすすめのせんべい5選、食べるときの注意点をまとめました。
この記事のポイント
- つわり中にせんべいが食べやすい理由
- 食べやすいせんべいの選び方とおすすめ5選
- 塩分・エネルギーの比較と、食べるときの注意点
つわり中にせんべいが食べやすい理由
妊娠中に特定の食べ物が食べたくなる理由は、医学的にはまだはっきりわかっていません。
ただ、せんべいには、つわり中でも取り入れやすい特徴があります。
常温で食べられ、においが立ちにくい
温かい料理は、湯気と一緒ににおいが立ちやすくなります。
せんべいは常温で食べられるので、においに敏感な時期でも口にしやすいです。
個包装で量を調整しやすい
個包装のせんべいなら、1袋ずつ食べる量を調整できます。
バッグに入れて持ち歩いたり、枕元に置いたりしやすいのも便利です。
空腹の時間を減らしやすい
空腹になると気持ち悪くなる人は、少量をこまめに口にすると楽に感じることがあります。
せんべいは少しずつ食べられるので、こうした食べ方に向いています。
せんべいを食べても赤ちゃんに影響はない?
普段のおやつとして食べるせんべいを、妊娠中に避けるべきという公的な情報は見当たりません。
つわりがつらい時期は、食べられるものを、食べられる量だけ食べることが大切です。
ただし、せんべいは塩分やエネルギーを含むので、食べる量には気をつけましょう。
つわり中に食べやすいせんべいの選び方
シンプルな味を選ぶ
においや味の強いものがつらいときは、塩味やしょうゆ味など、シンプルな味のせんべいから試してみましょう。
焼きタイプか、油を使ったタイプかを確認する
せんべいには、焼いて作るものと、油を使ったものがあります。
油を使ったせんべいは脂質やエネルギーが多くなりがちなので、栄養成分表示を確認して選びましょう。
口どけのよいものを選ぶ
固いものを噛むのがつらいときは、口の中でやわらかくなるタイプのせんべいが食べやすいこともあります。
激辛のものは避ける
辛さの強いせんべいは、胃に刺激を感じることがあるので、つわり中は控えめにしましょう。
つわり中におすすめのせんべい5選
メーカー公式の栄養成分表示をもとに、5つのせんべいを比べました。
| 商品 | 1個包装あたり | 100gあたり |
|---|---|---|
| 亀田のまがりせんべい | 48kcal・食塩0.29g(2枚) | 389kcal・脂質2.8g・食塩2.31g |
| ハイハイン | 13kcal・食塩0.02g(2枚) | 376kcal・脂質1.2g・食塩0.47g |
| ソフトサラダ | 68kcal・食塩0.24g(2枚) | 468kcal・脂質17.0g・食塩1.65g |
| ぽたぽた焼 | 51kcal・食塩0.24g(2枚) | 436kcal・脂質12.1g・食塩2.05g |
| ぱりんこ | (商品パッケージで確認) | 493kcal・脂質22.6g・食塩1.75g |
数値は2026年10月時点の各社公式サイトによるものです。
規格が変わることもあるので、購入するときはパッケージの表示を確認してください。
亀田のまがりせんべい
直火で焼いたしょうゆ味のせんべいです。
5つの中では、100gあたりの脂質が少なめです。
ハイハイン
赤ちゃんのはじめてのおやつとして作られたせんべいで、アレルギー特定原材料等28品目、香料、着色料を使っていません。
1個包装(2枚)あたりの食塩相当量は0.02gと、塩分がとても少ないのが特徴です。
味は薄めなので、塩分を控えたいときや、口の中でやさしく溶けるものが食べたいときに向いています。
ソフトサラダ
網焼きでふっくら焼き上げた、塩味のソフトせんべいです。
シンプルな塩味のせんべいが食べたいときの定番です。
ぽたぽた焼
甘じょっぱい味のソフトせんべいです。
塩味だけでは物足りないときや、少し甘いものが食べたいときに向いています。
ぱりんこ
三幸製菓の、一口サイズの塩味のせんべいです。
100gあたりの脂質は5つの中で多めなので、食べる量を決めておくと安心です。
つわり中のせんべいの食べ方の工夫
枕元に置いておく
朝起きてすぐ気持ち悪くなる人は、個包装のせんべいを枕元に置いておき、起き上がる前に少し口にする方法もあります。
1袋ずつ出して食べる
大袋から直接食べると、どれだけ食べたかわかりにくくなります。
食べる分だけ1袋ずつ出して、残りはしまっておきましょう。
水分も一緒にとる
せんべいは乾いた食べ物なので、口の中がパサつくことがあります。
水やノンカフェインのお茶などを、少しずつ一緒にとりましょう。

せんべいを食べるときの注意点
塩分をとり過ぎない
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、成人女性の食塩摂取量の目標量は1日6.5g未満とされています。
1袋の塩分は少なくても、何袋も食べると積み重なります。
ほかの食事の塩分も考えて、食べる量を決めておきましょう。
体重の増え方に気をつける
せんべいは、少量でもエネルギーがある食べ物です。
厚生労働省の「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針」では、妊娠中の体重の増え方の目安が示されています。
体重の増え方が気になるときは、妊婦健診で相談しましょう。
症状が重いときは受診を
厚生労働省は、1週間に2kg前後体重が減った場合や、妊娠12週以降も症状が続く場合などは、つわりが重症化するおそれがあるとしています。
水分もとれない、ふらつくといった症状があるときは、早めに産婦人科を受診してください。
つわり中のせんべいに関するQ&A

まとめ
- せんべいは常温で食べられ、個包装で量を調整しやすいので、つわり中に取り入れやすい
- シンプルな味、焼きタイプ、口どけのよいものから試すのがおすすめ
- 脂質や塩分は商品によって大きく違うので、栄養成分表示を確認する
- 1袋ずつ出して食べ、水分も一緒にとる
- 水分がとれないなど症状が重いときは、早めに受診する
体調に合わせて、食べやすいせんべいを見つけてくださいね。
参考にした情報
最終確認日:2026年10月7日
