つわり中に、なぜか無性に牛丼が食べたくなることがありますよね。
一方で、「油っぽいものは大丈夫?」「卵はのせてもいい?」と気になる方もいると思います。
この記事では、食品安全委員会などの情報をもとに、つわり中に牛丼を食べるときのポイントと、食べやすくする工夫をまとめました。
この記事は、公的機関や専門団体、メーカーなどの公開情報をまとめたもので、医療従事者が書いたものではありません。
体調に不安があるときは、かかりつけの産婦人科医や薬剤師に相談してください。
この記事のポイント
- つわり中に牛丼を食べてもいいのか
- 妊娠中の卵のトッピングで気をつけたいこと
- においや油っぽさを抑えて食べやすくする工夫
つわり中に牛丼を食べてもいい?
しっかり加熱された牛丼を普段の量で食べることについて、妊娠中に避けるべきという公的な情報は見当たりません。
つわりがつらい時期は、食べられるものを、食べられる量だけ食べることが大切です。
ただし、牛丼は肉やタレのにおいが強く、脂質や塩分も多めの料理です。
体調に合わせて、少量から試してみましょう。
症状別の食べやすさ
| こんなとき | 工夫の例 |
|---|---|
| においがつらい | 換気をし、少し冷ましてから食べる。テイクアウトにして落ち着ける場所で食べる |
| 油っぽさがつらい | 小盛りにする。タレを控えめにしてもらう |
| 温かいものがつらい | 湯気が落ち着くまで置いてから食べる |
卵のトッピングは加熱したものを
牛丼には生卵や温泉卵をのせることがあります。
食品安全委員会は、日本では衛生管理や賞味期限の設定によって生卵を安心して食べられるとしたうえで、妊娠中の女性は生卵を避け、できる限り十分に加熱した卵料理をおすすめしています。[1]
妊娠中は、生卵や半熟の温泉卵ではなく、しっかり火を通した卵を選びましょう。
肉も中までしっかり加熱
食品安全委員会は、妊娠中に気をつけたい食中毒として、加熱が不十分な肉などからうつるトキソプラズマ症などを挙げています。[2]
家で作るときも、冷凍の牛丼の具を温めるときも、中までしっかり加熱しましょう。
つわり中に牛丼を食べやすくする工夫
小盛りやミニサイズを選ぶ
一度にたくさん食べると気持ち悪くなることがあります。
小盛りやミニサイズを選んだり、半分だけ食べて残りを冷蔵庫に入れたりして、量を調整しましょう。
残したものは早めに冷蔵し、食べるときは中までしっかり温め直してください。
タレや薬味を調整する
タレが多いと重く感じるときは、タレを控えめにしてもらいましょう。
紅しょうがやねぎなど、さっぱりした薬味を添えると食べやすく感じる人もいます。
においが気になる薬味は外しましょう。
冷凍の牛丼の具を使う
お店に行くのがつらいときは、冷凍の牛丼の具を使えば、家で食べたい量だけ用意できます。
温め方はパッケージの表示に従いましょう。
汁物や野菜を少し足す
牛丼だけでは、野菜やビタミンが不足しがちです。
食べられそうなら、みそ汁やサラダ、果物などを少し足してみましょう。
塩分と脂質に気をつける
牛丼は、タレの塩分や牛肉の脂質が多くなりがちな料理です。
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、成人女性の食塩摂取量の目標量は1日6.5g未満とされています。[3]
お店の牛丼の栄養成分は、各チェーンの公式サイトで確認できます。
毎日続くときは、量やほかの食事とのバランスを意識しましょう。
こんなときは受診を
厚生労働省は、1週間に2kg前後体重が減った場合や、妊娠12週以降も症状が続く場合などは、つわりが重症化するおそれがあるとしています。[4]
水分もとれない、ふらつくといった症状があるときは、早めに産婦人科を受診してください。
つわり中の牛丼に関するQ&A
関連記事:つわりの段階で選ぶコンビニ食
まとめ
- しっかり加熱された牛丼なら、食べられるときに少量から食べてOK
- 妊娠中は、生卵や温泉卵ではなく、しっかり加熱した卵を選ぶ
- 小盛りにする、タレを控えめにする、少し冷ますなどで食べやすくなることがある
- 冷凍の牛丼の具なら、家で食べたい量だけ用意できる
- 塩分と脂質のとり過ぎに気をつける
体調に合わせて、無理のない範囲で取り入れてくださいね。
参考にした情報
最終確認日:2026年9月27日
