つわりで食べられるものが限られる中で、「もやしなら食べられそう」と感じることがありますよね。
この記事では、文部科学省の食品成分データベースやもやし生産者協会の情報をもとに、つわり中にもやしを食べるときのポイントと、簡単な食べ方をまとめました。
この記事は、公的機関や専門団体、メーカーなどの公開情報をまとめたもので、医療従事者が書いたものではありません。
体調に不安があるときは、かかりつけの産婦人科医や薬剤師に相談してください。
この記事のポイント
- つわり中にもやしが取り入れやすい理由
- もやしの栄養と、加熱して食べる理由
- 電子レンジでできる簡単な食べ方
つわり中にもやしが取り入れやすい理由
もやしには、つわりを治す効果があるわけではありません。
ただ、つわり中でも取り入れやすい特徴があります。
味やにおいのクセが少ない
もやしは味が淡白なので、濃い味やにおいがつらい時期でも食べやすいと感じる人がいます。
ただし、加熱の仕方によっては青臭さが気になることもあります。
下ごしらえが簡単
洗ってそのまま加熱できるので、包丁を使う手間がほとんどありません。
シャキシャキした食感
加熱時間を短くすればシャキシャキ、長くすればやわらかくなるので、好みに合わせて調整できます。
もやしの栄養
文部科学省の食品成分データベースによると、りょくとうもやし100gあたりの主な成分は次のとおりです。[1][2]
| 成分 | 生 | ゆで |
|---|---|---|
| エネルギー | 15kcal | 12kcal |
| 食物繊維 | 1.3g | 1.5g |
| ビタミンC | 7mg | 2mg |
| 葉酸 | 36μg | 33μg |
低エネルギーで食べやすい一方、もやしだけで妊娠中に必要な栄養をとることはできません。
食べられそうなときは、卵や豆腐、ほかの野菜なども少しずつ組み合わせましょう。
もやしは加熱して食べる
もやし生産者協会によると、日本ではもやしは加熱調理して食べるものとして定着しており、生産者も加熱調理を前提として生産しています。[3]
妊娠中は食中毒に気をつけたい時期でもあるので、もやしは生で食べず、しっかり加熱してから食べましょう。
また、もやしは傷みやすい野菜です。
冷蔵庫で保存し、早めに使い切りましょう。
電子レンジでできる簡単な食べ方
キッチンに立つのがつらい時期は、電子レンジを使うと手間やにおいを減らせます。
作り方
- もやしを洗い、水気を軽く切って耐熱容器に入れる
- ふんわりラップをかけるか、蒸し調理用の容器に入れて、電子レンジで加熱する
- 全体がしんなりして、しっかり火が通ったか確認する
- 塩少々やポン酢など、シンプルな味付けで食べる
加熱時間は、電子レンジの出力や量によって変わるので、様子を見ながら調整してください。
においを抑えるコツ
- 換気扇を回しながら調理する
- ふたやラップをして加熱し、においが広がるのを抑える
- 加熱後に少し冷ましてから食べる
もやしが合わないときは
シャキシャキした食感や、もやし特有のにおいが苦手に感じることもあります。
合わないと感じたら、無理に食べる必要はありません。
やわらかく煮た野菜のスープや、豆腐など、別の食べやすいものに切り替えましょう。
こんなときは受診を
厚生労働省は、1週間に2kg前後体重が減った場合や、妊娠12週以降も症状が続く場合などは、つわりが重症化するおそれがあるとしています。[4]
水分もとれない、ふらつくといった症状があるときは、早めに産婦人科を受診してください。
つわり中のもやしに関するQ&A
まとめ
- もやしは味のクセが少なく、下ごしらえも簡単
- もやしだけでは栄養が偏るので、ほかの食品も組み合わせる
- 日本のもやしは加熱調理が前提。生では食べず、しっかり加熱する
- 電子レンジを使うと、手間やにおいを減らせる
- 合わないときは無理をせず、別の食べやすいものに切り替える
体調に合わせて、無理のない範囲で取り入れてみてくださいね。
参考にした情報
最終確認日:2026年9月27日
