「ポテトが食べたいから男の子かも?」と、つわり中の食べ物の好みで赤ちゃんの性別を予想したくなることがありますよね。
この記事では、よく聞くジンクスを紹介したうえで、医学的にわかっていること、性別がわかる時期と方法を整理しました。
この記事は、公的機関や専門団体、メーカーなどの公開情報をまとめたもので、医療従事者が書いたものではありません。
体調に不安があるときは、かかりつけの産婦人科医や薬剤師に相談してください。
この記事のポイント
- 食べ物の好みと性別にまつわる、よく聞くジンクス
- ジンクスに医学的な根拠はあるのか
- 赤ちゃんの性別がわかる時期と方法
つわり中の食べ物と性別のジンクス
ここでは、昔から言われている食べ物と性別のジンクスを紹介します。
どれも言い伝えで、医学的な根拠はありません。
| ジンクス | 言われている性別 |
|---|---|
| ポテトなどのジャンクフードが食べたくなる | 男の子 |
| 甘いものが食べたくなる | 女の子 |
| 酸っぱいものが食べたくなる | 男の子 |
| お肉が食べたくなる | 男の子 |
| つわりが重い | 女の子 |
ジャンクフード
フライドポテトやポテトチップスなど、塩気や油っこいものが無性に食べたくなると「男の子」という説です。
SNSなどでもよく話題になるジンクスです。
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甘いもの
チョコレートやケーキ、果物などの甘いものが食べたくなると「女の子」という説です。
「女の子は甘いもの」というイメージから生まれたジンクスと考えられます。
酸っぱいもの
レモンや梅干し、酢の物など、酸っぱいものが食べたくなると「男の子」という説です。
「妊娠すると酸っぱいものが欲しくなる」というイメージとあわせて語られることが多いジンクスです。
お肉
ステーキや焼肉など、お肉が食べたくなると「男の子」という説です。
反対に、お肉のにおいがダメになると「女の子かも」と言われることもあります。
つわりの重さ
食べ物の好みではなく、つわりの重さで性別を予想する説もあります。
「つわりが重いと女の子、軽いと男の子」と言われています。
このジンクスについては、次の章で紹介する研究があります。
ジンクスに医学的な根拠はある?
食べ物の好みと性別
食べ物の好みで赤ちゃんの性別がわかるという、はっきりした医学的な根拠は見つかっていません。
妊娠中に食べ物の好みが変わる理由も、まだよくわかっていないことが多いです。
ジンクスは「当たったらうれしい」くらいの気持ちで楽しむのがよさそうです。
つわりの重さと性別
1999年、スウェーデンの研究チームが、妊娠悪阻(重いつわり)で入院した女性の子どもは、女の子の割合が高かったと医学誌『Lancet』に報告しました。[1]
ただし、これは入院が必要なほど重いつわりの人を対象にした研究です。
つわりの重さで一人ひとりの赤ちゃんの性別がわかる、というものではありません。
つわりの原因についての研究
2023年には、つわりの吐き気や嘔吐に、胎児由来の「GDF15」というホルモンが関わっているという研究が『Nature』に発表されました。[3]
つわりの重さには、赤ちゃんの性別以外にもさまざまな要因が関わっていると考えられています。
ジンクスを楽しむアイデア
家族と予想し合う
「ポテトばかり食べているから男の子かな?」など、パートナーや家族と予想し合うのも、妊娠中ならではの楽しみ方です。
ただし、どちらの性別でも赤ちゃんの誕生を楽しみにしていることは、ふだんから言葉にして伝えておきましょう。
ジェンダーリビールで答え合わせ
ジェンダーリビールとは、赤ちゃんの性別を家族や友人に発表するイベントのことです。
ジンクスでの予想を先に話しておいてから発表すると、答え合わせのように盛り上がります。
食べられるものを食べる
つわり中に特定のものしか食べられなくても、性別のために食べ物を選ぶ必要はありません。
食べられるものを少しずつ食べ、体調がつらいときは産婦人科で相談しましょう。
赤ちゃんの性別がわかる時期と方法
妊婦健診のエコー
多くの場合、妊娠中期の妊婦健診で行う超音波(エコー)検査でわかります。
赤ちゃんの向きや姿勢によっては、なかなか見えないこともあります。
性別を知りたいかどうかは、健診のときに医師に伝えておきましょう。
NIPT(新型出生前診断)
NIPTは、お母さんの血液から赤ちゃんの染色体疾患の可能性を調べる検査です。
国の認証を受けた施設のNIPTは、13トリソミー、18トリソミー、21トリソミー(ダウン症候群)の3つに限定して行われています。[2]
性別を知るための検査ではないので、受けるかどうかは、医師や遺伝カウンセリングで相談して決めましょう。
つわり中の食べ物と性別に関するQ&A
まとめ
- 食べ物の好みと性別のジンクスに、医学的な根拠はない
- 重いつわりで入院した人の子どもは女の子が多かったという研究はあるが、一人ひとりの性別がわかるわけではない
- 性別は、多くの場合妊娠中期の健診のエコーでわかる
- 認証施設のNIPTは、性別を調べるための検査ではない
ジンクスは、つらいつわりの時期の小さな楽しみとして、気軽に楽しんでくださいね。
参考にした情報
最終確認日:2026年9月22日
