つわり中に、なぜかポテトチップスが無性に食べたくなることがありますよね。
「赤ちゃんへの影響は大丈夫?」と不安になる方も多いと思います。
この記事では、公的機関やメーカーの情報をもとに、つわり中にポテチを食べるときの注意点と、選び方・食べ方の工夫をまとめました。
この記事は、公的機関や専門団体、メーカーなどの公開情報をまとめたもので、医療従事者が書いたものではありません。
体調に不安があるときは、かかりつけの産婦人科医や薬剤師に相談してください。
この記事のポイント
- つわり中にポテチが食べたくなることについて、わかっていること
- 食べるときに気をつけたい塩分・カロリー・アクリルアミド
- 選び方と食べ方の工夫
つわり中にポテチが食べたくなるのはなぜ?
妊娠中に特定の食べ物が食べたくなる理由は、医学的にはまだはっきりわかっていません。
ただ、つわり中は食べ物の好みや、においの感じ方が変わることがよくあります。
温かいごはんのにおいがつらくても、においが少なく、はっきりした塩味のポテチなら食べられる、という人もいます。
つわりの原因についての研究
2023年には、つわりの吐き気や嘔吐に、胎児由来の「GDF15」というホルモンが関わっているという研究が『Nature』に発表されました。[5]
この発見をもとにした治療法は、まだ研究段階です。
食べられるものを食べてOK
つわりがつらい時期は、食べられるものを少しずつ食べることが大切です。
ポテチしか食べられない日があっても、自分を責める必要はありません。
ただし、水分もとれない、体重が急に減ったなどの症状があるときは、早めに産婦人科を受診してください。
妊娠中にポテチを食べるときの注意点
塩分とカロリー
カルビーの「ポテトチップス うすしお味」の場合、1袋(55g)あたりのエネルギーは308kcal、食塩相当量は0.5gです。[1]
少量でもエネルギーが多いので、毎日1袋ずつ食べ続けると、体重が増えすぎる原因になることがあります。
商品によって量や成分は違うので、パッケージの栄養成分表示を確認しましょう。
体重の増え方
厚生労働省の「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針」では、妊娠中の体重の増え方の目安が示されています。[3]
体重の増え方には個人差があるので、気になるときは妊婦健診で相談しましょう。
アクリルアミド
アクリルアミドは、じゃがいもなどの炭水化物を多く含む食品を、120℃以上の高温で揚げたり焼いたりしたときにできる物質です。[2]
農林水産省は、食品事業者と協力して、食品中のアクリルアミドを減らす取り組みを進めています。[2]
特定の食品ばかりに偏らず、いろいろな食品を食べることが、リスクを減らすことにつながります。
ポテチの選び方と食べ方の工夫
小袋を選ぶ
大袋を開けると、つい食べ過ぎてしまいがちです。
小袋や個包装のものを選ぶと、量を調整しやすくなります。
シンプルな味を選ぶ
つわり中は、においの強いものが苦手になることがあります。
うすしお味のようなシンプルな味のほうが、食べやすい場合もあります。
ノンフライのチップスを選ぶ
油で揚げずに作られたノンフライタイプのチップスもあります。
エネルギーや脂質の量は商品によって違うので、パッケージの栄養成分表示を確認して選びましょう。
マタニティフードマークを参考にする
一般社団法人日本マタニティフード協会は、エネルギーや食塩相当量などの基準を満たした食品を「マタニティフード」として認定しています。[4]
食品を選ぶときの参考にしてみてください。
手作りする
薄切りにしたじゃがいもに少量の油と塩をまぶし、トースターやノンフライヤーで焼くと、塩の量を自分で調整できます。
揚げ油のにおいが苦手なときにも作りやすい方法です。
焼きすぎて焦がさないように注意しましょう。
つわり中のポテチに関するQ&A
まとめ
- つわり中に特定の食べ物が食べたくなる理由は、まだはっきりわかっていない
- つわりがつらい時期は、食べられるものを食べてOK
- ポテチはエネルギーが多いので、量に気をつける
- 小袋を選ぶ、栄養成分表示を確認する、手作りするなどの工夫がある
- 水分もとれないなど症状が重いときは、早めに受診する
無理に我慢しすぎず、量を調整しながら、つわりの時期を少しでも楽に過ごしてくださいね。
参考にした情報
最終確認日:2026年9月22日
